弾劾調査でも「国民の意見変わらない」が71% 米世論調査
ワシントン(CNN) 米国のドナルド・トランプ大統領に対する弾劾(だんがい)調査が進められてきたが、調査が行われてもトランプ氏を弾劾するかどうかについて米国人の意見が変わることはないと考えている人の割合が71%に上ることがわかった。米モンマス大学の世論調査で明らかになった。
世論調査によれば、新情報が公になっても米国人の弾劾調査に対する考え方は変わらないと答えた人の割合は71%に上った。新情報によって考え方を変える可能性があると答えた人の割合は24%にとどまった。この割合は3月時点の数字とほとんど変わらなかった。
トランプ氏の弾劾を望む人の割合は45%。弾劾を望まない人の割合は50%。これも11月の世論調査のときのように意見は割れた。
支持率にも変化は見られなかった。トランプ氏を支持するとした人の割合は43%。不支持の割合は50%。過去1年の数字と比較しても大きな変化はなかった。モンマス大学が過去1年に行った世論調査では、トランプ氏支持の割合は40%から44%で推移していた。不支持の割合の推移は50%から54%だった。