吹雪の外出で行方不明に、子ども4人を無事発見 米アラスカ州
(CNN) 猛吹雪に見舞われている米アラスカ州の村で、スノーモービル遊びに出掛けた子ども4人が一時行方不明となったが、その後、無事に発見された。州兵や沿岸警備隊が捜索を行っていた。
現場は西海岸にある人口200人前後の辺鄙(へんぴ)な村の周辺。現地時間の2日午後6時25分、スノーモービルに乗った子どもたちが約束の時間を5時間以上過ぎても帰らないと、当局に通報があった。
当局の報道担当者によると、行方不明の通用が寄せられたのは2歳、7歳、8歳と14歳の4人。このうち少なくとも3人は防寒服を着用していたという。
近隣の村の住民が協力に駆け付け、ヘリコプターも出動したが、吹雪で視界が悪く、捜索活動は難航していた。
現場周辺では4日早朝にかけて暴風雪警報が発令され、最大15センチの積雪が予想されていた。
救助隊によれば、子どもたちは村から約32キロ離れた場所で見つかった。子どもたちは元気だという。なぜ村から遠く離れ場所にたどり着いてしまったかについて、当局者は、猛吹雪のため方向感額がうまく働かなかったのではないかと指摘した。