アイオワ州で党員集会始まる、米大統領選の初戦
(CNN) 今年11月に行われる米大統領選の初戦となるアイオワ州の党員集会が始まった。数千人の住民が体育館やリビングルーム、バーなど約1600カ所に集まり、現職のトランプ大統領への対抗馬を選出する。
CNNが会場で行った調査によれば、11人の候補者の中で、バーニー・サンダース上院議員、ジョー・バイデン前副大統領、インディアナ州サウスベンド前市長のピート・ブダジェッジ氏、エリザベス・ウォーレン上院議員がリードしている。
党員集会では、有権者は応援する候補者の支持率が最低限に達しなかった場合、別の有権者を支持することができるため、上記のデータは予備的なものであり、変わる可能性が高い。
CNNの調査では、トランプ大統領に勝てる候補者を選ぶことを最も重要視するとした人の数が、関心のある争点で合意できる候補者を探すとした人の約2倍にのぼった。
今回の党員集会によって、民主党が急激にリベラルにかじを切るのか、あるいは、中間層にアピールできそうな穏健派といったより実際的な選択肢を目指すのかといった、今後の指名争いの方向性が見えるようになるかもしれない。