76%が米経済は「好調」、トランプ氏再選に追い風か CNN世論調査
(CNN) 米国の経済状況について、国民の76%が「非常に良い」「ある程度良い」と考えていることがわかった。昨年と比較すると肯定的な答えが大きく増えた。昨年の同時期には67%が同様の回答をしていた。来年の大統領選で再選を目指すトランプ大統領にとっては追い風となりそうだ。CNNが調査を依頼したSSRSによる世論調査で明らかになった。
経済が良いと考える人の割合が76%というのは、2001年2月の同80%以来の高水準だった。
共和党支持の97%が現在の経済状況は良いと答えた。無党派層で良いと答えた人の割合は75%、民主党支持では62%だった。
経済の見通しについても、向こう1年間の経済状況が良いと考える人の割合は68%だった。これはCNNが世論調査を行った2003年12月以降で最高の水準だった。
現在は良いが2020年は悪化すると回答した人の割合は9%にとどまった。
世論調査は12月12日から15日にかけて全米の成人1005人を無作為に選んで固定電話もしくは携帯電話でインタビューを行った。誤差の範囲はプラスマイナス3.7ポイント。