民主党の主要6候補、アイオワで討論会 勝者と敗者は

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大統領選で民主党からの指名を目指す有力候補者6人による討論会が行われた/Gabriella Demczuk for CNN

大統領選で民主党からの指名を目指す有力候補者6人による討論会が行われた/Gabriella Demczuk for CNN

(CNN) 今秋の米大統領選で野党・民主党の候補者指名を目指す有力候補者6人によるテレビ討論会が14日、中西部アイオワ州で開かれた。同州は来月初めに、指名争いの初戦となる党員集会を控えている。CNNのクリス・シリザ編集主幹がこの日の勝者と敗者を分析した。

勝者の1人目として挙げられるのは、インディアナ州サウスベンドのピート・ブダジェッジ前市長だ。6人の中で討論に最も長けていることを証明しただけでなく、開始後30分のうちに自身の能力や堅実さ、知識の深さを見せつけ、軍最高司令官にふさわしいと思わせる従軍経験にも言及した。

トランプ大統領の対イラン政策を力強く批判し、議会が武力行使を承認する手続きを一から見直す必要があると訴えた。

最有力候補の立場にあるにもかかわらず、ほかの候補から攻撃を受ける場面がほとんどなかったことも注目に値する。

2人目の勝者はエリザベス・ウォーレン上院議員だ。檀上の男性4人は過去の選挙で計10回負けているのに対し、女性のエイミー・クロブシャー上院議員と自身は負けたことがないと指摘したのは、今回の討論会で一番の名言だった。

この発言は、「ウォーレン氏のリベラルな政策ではトランプ氏に勝てない」との批判に対する有効な反論にもなっていた。

冒頭の外交をめぐる議論ではやや頼りない印象だったものの、医療保険制度改革では堂々と高い目標を掲げ、現実路線派のジョー・バイデン前副大統領やブダジェッジ氏との差を見せつけた。

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