トランプ大統領ら参加の会議、出席者の新型コロナウイルス感染が判明
(CNN) 米国最大の保守団体「米国保守連合(ACU)」は7日、トランプ米大統領らを迎えて先週開催した「保守政治行動会議(CPAC)」年次総会の出席者の1人に、新型コロナウイルス感染の陽性反応が出たことを明らかにした。
会議はメリーランド州で開催され、トランプ氏やペンス副大統領、政権高官らが出席していた。
ただしACUによると、感染が判明した出席者とトランプ氏やペンス氏は接触していない。
ホワイトハウスは声明で、CPAC出席者の1人に陽性反応が出たことを認識していると述べた。そのうえでトランプ、ペンス両氏がこの出席者と対面したり、近くにいたりした形跡はないと指摘。トランプ氏の担当医とシークレットサービス(大統領警護隊)がホワイトハウス職員や関係機関と緊密に連携し、トランプ氏一家とホワイトハウス全体の安全、健康維持に全力を挙げていると強調した。
ACUはメリーランド州保健当局の指示に従う構え。この出席者はニュージャージー州の病院で検査を受け、米疾病対策センター(CDC)が陽性の結果を確認した。同州で医療機関の管理下に置かれ、隔離されているという。