外出禁止令破ってパーティー、6人が銃撃され負傷 米カリフォルニア州
(CNN) 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために自宅待機命令が出されている米カリフォルニア州で、命令を無視して開かれたパーティーの会場で発砲事件があり、6人が負傷した。
同州カーン郡の保安官事務所によると、11日午前0時半ごろ、同州ベーカーズフィールドの集合住宅で数発の銃弾が発砲されたという通報があり、警察が出動した。
現場に駆け付けた警官は、未成年者1人を含む6人の被害者を発見。銃撃事件が起きる前に、大規模なパーティーが開かれていたことが判明した。
被害者は全員が近くの病院に運ばれて手当てを受けた。いずれも命に別条はないという。捜査当局によると、容疑者は白いセダンに乗った男4人で、まだ逮捕者は出ていない。
カリフォルニア州は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、州全域の人口4000万人を対象とする自宅待機命令を出している。ニューサム知事が3月に出した自宅待機命令は、5月15日まで延長された。
全米では40州以上で同様の命令が出されており、米国の全人口の97%あまりが対象となっている。