ギャラップ調査でトランプ氏の支持率回復、無党派層中心に
(CNN) 米ギャラップ社が発表した最新の世論調査で、トランプ大統領の支持率は49%に回復し、過去最高の数字に並んだことが分かった。
調査は2週間にわたって実施された。トランプ氏の仕事ぶりを支持すると答えた人の率は前回より6ポイント上昇。不支持率は47%となった。
特に無党派層での支持率は、前回の38%から47%に急上昇し、過去最高を記録した。
ギャラップによると、トランプ氏の仕事ぶりに対する四半期ごとの平均支持率は、今年1月20日から先月19日までの期間に47%を記録。それまでの最高だった昨年4月~7月、昨年10月~今年1月の43%を上回った。
米国が新型コロナウイルス感染拡大という危機に直面するなか、トランプ氏の支持率は初期にいったん上昇したもののまもなく低下に転じ、40%台前半まで戻ったとみられていた。
最近の世論調査10件のうち、トランプ氏の支持率が不支持率を上回ったのはギャラップの今回調査のみ。政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティックス」がまとめた平均値は、不支持率が支持率を6ポイント上回っている。
モンマス大学が5日に発表した調査結果でも、トランプ氏の仕事ぶりに対する評価はここ2~3カ月で低下傾向を示し、支持率43%、不支持率51%となっている。