パーティー参加の10代300人、新型コロナウイルスに接触 米テキサス州
(CNN) 米テキサス州レイクウェイで先月、10代の若者が集まるパーティーが開催され、約300人が新型コロナウイルスに接触していたことが分かった。地元当局者が明らかにした。
このパーティーは6月20日に行われた。地元当局の報道官によると、当時は複数の若者が検査結果待ちの状態で、後になり陽性が判明したという。
市や保健当局はすべての参加者に対し、検査受診と自主隔離を呼び掛けている。
レイクウェイのサンディ・コックス市長は先週、フェイスブックで「非常に大きなパーティーが開催されたため、残念ながら市の感染者数はこれから増えるとみられる」と述べていた。
コックス市長は1日、CNNにメールを寄せ、このパーティーが実際に感染者増加につながったかどうかはまだ不明だと述べた。市長によると、レイクウェイ市ではこれまで105人の感染者が出ており、うち50人は現在も陽性。
地元当局報道官によると、医療従事者は検査を行う際、接触者を追跡する目的から、集まりへの参加の有無を申告するよう求めており、これが今回の事態の判明につながったという。
地元のクリニックにはパーティー参加者や接触者の検査受診を助ける目的で、臨時の検査所が設けられている。