トランプ米大統領、コロナめぐる状況は「改善の前に悪化」

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記者会見を行うトランプ米大統領=21日、米ワシントンDCのホワイトハウス/Chip Somodevilla/Getty Images

記者会見を行うトランプ米大統領=21日、米ワシントンDCのホワイトハウス/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 米国のトランプ大統領は21日、記者会見で、新型コロナウイルスの状況について、改善の前に悪化する可能性が高いと述べた。この日は新型コロナウイルスに関する定例会見の再開初日となった。

この日の記者会見はトランプ氏がより指導的な役割を果たしていることを発信するために設定された。トランプ氏は全米に広がる健康上の危機的状況に関する議論にほとんど参加せず、そのため支持率が大きく落ち込んでいた。

トランプ氏は約30分にわたった記者会見で、新型コロナウイルスは消滅すると信じていると述べたほか、米国の新型コロナウイルスへの対応は他の国々よりも「はるかに良い」と主張した。

トランプ氏はまた、より現実的な見通しにも言及し、新型コロナウイルスをめぐる状況について、「おそらく、残念なことだが、改善する前に悪化するだろう」と語った。トランプ氏は4月上旬にも「厳しい」2週間を迎えるとの見通しを示していた。

トランプ氏は引き続き、マスクの着用も促した。会見中に自身のマスクを取り出し、着用することに問題はないとの認識を示した。ただし、会見中にマスクは着用しなかった。

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