40年以上逃亡、77歳の指名手配犯を逮捕 米FBI
(CNN) 米連邦捜査局(FBI)は9日までに、40年以上も偽名を使って生活し、逃げ続けていた脱獄犯の77歳の男をニューメキシコ州で逮捕したと発表した。
報道発表文によると、ルイス・アルチュレタ容疑者は1973年、警官への発砲の罪で有罪が確定。翌年、米コロラド州の矯正施設から脱獄していた。逮捕を受け同州へ身柄が送還される予定。
コロラド州デンバーにあるFBI支部の特別捜査官は、今回の逮捕は至る所にいるであろう凶悪な犯罪者に明確な警告を伝えることになるだろうと主張。「FBIは犯罪者がどれほど長く隠れ、どれほど遠くにいても見つけ出すということだ」と述べた。
連邦政府は1977年、訴追や収監を避けるため逃げた罪で同容疑者を連邦政府の指名手配犯に指定していた。
FBIによると、容疑者は数十年間にわたってニューメキシコ州エスパニョーラにラモン・モントーヤの偽名で暮らし続けていた。
最初の逮捕状は2018年に失効したため、今年6月30日に新たな逮捕状が出されていた。