バイデン氏が指名受諾演説 民主党全国大会
(CNN) 米民主党全国大会は最終日の20日、バイデン前副大統領が同党の大統領候補の正式指名を受けて受諾演説を行った。
バイデン氏は「非常に大きな名誉と謙虚さを持って、米国大統領候補の指名を受諾する」と述べた。「私は誇りある民主党員だ」とも語り、全ての米国民の大統領になると誓った。
演説前には同氏の人生やキャリア、父や夫、政治リーダーとしての役割を紹介する映像が配信された。娘のアシュリー氏や息子のハンター氏も父親について語り、「タフで正直、思いやりがあり節操がある」との人物像を伝えた。
バイデン氏は「我々は米国の暗闇の時期を克服できる」「あまりに多くの怒り、恐怖、分断がある。もし私に大統領職を託してもらえたら、私は我々の最悪ではなく最善を引き出すことをみなさんに伝えたい」と発言。トランプ大統領が再選されたら「これまでの4年間と同じだろう」と述べ、トランプ氏は責任をとらず、憎しみと分断を好むと批判した。