新型コロナのワクチン、2回接種の必要性が大きな問題か
予防接種を望む人にとっても、2回の接種には困難が伴う。
1回目を受けた人は2回目の予定を覚えておく必要があり、仕事を2回休まなければならないかもしれない。長い行列に2回並んだり、発熱などの不快な副作用を2回にわたって経験しなければならない可能性もある。
そうした障壁を低くするため、例えばモバイルクリニックを開設するなどして身近な場所で接種を受けられるようにするなどの対策が考えられる。
ワープ・スピード作戦にかかわる専門家のネルソン・マイケル医師は、「国民に確実にその気になってもらえるよう、できるだけ簡単に2度の接種を受けられるようにする必要がある」と話している。