熱波の2日後に寒波到来 猛暑一転、強風雪に 米コロラド州
(CNN) 最高気温38度の記録的な猛暑に見舞われた米コロラド州デンバーで、8日にかけて天候が激変し、記録的な寒波の到来が予想されている。
デンバーは5日の最高気温が38.3度に達する記録的な猛暑を観測し、6日も37.2度の暑さが続いた。しかし8日の最高気温は2.7度まで急落すると予想されている。
米国立気象局は、7日夕刻から寒冷前線に伴う強風が吹き、雨や雪になると予想。「7日夜から8日にかけて天候が激変する。記録的な熱波が、冬のような雪と記録的な寒波に入れ替わる」としている。
山間部などではかなりの積雪が予想され、デンバーの都市圏などでも8日朝にかけてみぞれ混じりの雪が降る見通し。
A drastic change in the weather is still expected Monday night and Tuesday with an early arrival of winter! Here's the latest rundown #COwx pic.twitter.com/JuvDkcSaN4
— NWS Boulder (@NWSBoulder) September 5, 2020
予報によれば、デンバーの気温は7日午後2時ごろ32度前後に達した後、同日夜から8日未明にかけて急落し、7日夜の最低気温は1.6度にまで下がる。
コロラド州では7日にかけての連休の間、気温が上昇を続け、乾燥した強風にあおられて山火事が発生していた。
山間部の積雪は20~35センチに達する見通しで、山火事が収まる可能性もある。