トランプ氏、ラテン系有権者の支持伸ばす 若年層はバイデン氏支持

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CNNの出口調査で、様々な層の有権者の投票傾向が明らかになっている/Brett Carlsen/Getty Images

CNNの出口調査で、様々な層の有権者の投票傾向が明らかになっている/Brett Carlsen/Getty Images

(CNN) 3日に投開票が行われている米大統領選で、共和党のトランプ大統領が前回の2016年の大統領選よりも主要な接戦州でラテン系有権者からの支持を伸ばしていることがわかった。CNNによる出口調査で明らかになった。

トランプ氏はこの層から40%以上の支持を集めている。2016年は35%だった。

民主党候補のバイデン前副大統領に対する支持率は50%をわずかに上回る水準。前回の大統領選に民主党候補として出馬したクリントン元国務長官に対する支持は62%だった。

バイデン氏は、大統領選の勝利に重要なジョージア州やオハイオ州でもラテン系有権者からの支持を失っている。

一方、中西部の重要州のいくつかでは30歳未満の有権者はバイデン氏をより支持している。ウィスコンシン州とペンシルベニア州では約3分の2の有権者がバイデン氏を支持した。この層のクリントン氏への支持はウィスコンシン州では47%、ペンシルベニア州では52%だった。オハイオ州でも60%近くがバイデン氏を支持している。クリントン氏への支持は50%をわずかに上回った水準だった。

学位を持った白人有権者はわずかながらバイデン氏支持に動いている。バイデン氏はミシガン州とペンシルベニア州では2けたのリードを見せている。クリントン氏はいずれの州でも支持を集められなかった。

バイデン氏はフロリダ州で高齢者や無党派からの支持をクリントン氏よりも伸ばした。65歳以上でバイデン氏を支持した人の割合は50%をわずかに下回る水準だったが、クリントン氏への支持は40%だった。バイデン氏は無党派層から50%以上の支持を得ているが、クリントン氏への支持は43%にとどまっていた。

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