メラニア・トランプ氏の人気度、歴代大統領夫人で最悪 米世論調査

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米国のメラニア・トランプ大統領夫人。歴代の中でも最も低い人気度でホワイトハウスを離れることになった/Chip Somodevilla/Getty Images

米国のメラニア・トランプ大統領夫人。歴代の中でも最も低い人気度でホワイトハウスを離れることになった/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 米国のトランプ大統領は歴史的な支持率の低さで任期を終えようとしているが、妻のメラニア・トランプ氏の人気度も、退任を控えた歴代の大統領夫人の中で最も低いことが、CNNとSSRSの最新世論調査で分かった。

それによると、メラニア氏に好感を持つ人は42%だったのに対し、好感を持たない人は47%とこれまでで最多だった。この不人気ぶりは歴代の大統領夫人の中でも突出している。

これまでの米大統領夫人はほぼ一様に尊敬を集めてきた。選挙で選ばれたわけではなく、普通は物議をかもすこともないファーストレディーの人気低落は難しい。

大統領の任期終盤の夫人の人気度をCNNとギャラップの世論調査で振り返ると、パット・ニクソン大統領夫人からミシェル・オバマ前大統領夫人までの平均値で好感度は71%、非好感度は21%だった。つまり好感を持つ人が50ポイントの差で好感を持たない人を上回っている。

唯一この差が40ポイントを下回ったヒラリー・クリントン氏でさえも、2001年1月にCNNやタイムが実施した世論調査で好感度の差はプラス13ポイント(好感度52%、非好感度39%)だった。

上院議員選に出馬したり医療保険制度改革に携わったりするなど政治活動に積極的であり、他のファーストレディーと比べると党派的な光の当たっていたヒラリー氏に比べると、メラニア氏はあまり目立たない存在だった。

大統領退任時の好感度が最も高かった夫人はバーバラ・ブッシュ氏で、1993年の調査で好感度85%だった。

次期大統領夫人ジル・バイデン氏に好感を持つ人は58%、好感を持たない人は29%。それでも前任者に比べると就任時の好感度ははるかに高い。

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