12歳少年、祖母の家に押し入った強盗2人組を銃撃 容疑者1人死亡 米
(CNN) 米ノースカロライナ州ゴールズボロで、民家に押し入って高齢女性を銃撃した2人組の強盗に向かって、女性の孫にあたる12歳の少年が銃撃した。容疑者は現場から逃走したが、うち1人が間もなく発見され、搬送先の病院で死亡した。
ゴールズボロ警察のフェイスブックによると、13日午前1時ごろ、リンダ・エリスさん(73)の自宅に顔を覆った2人組が押し入り、金を要求してエリスさんを銃撃した。
孫の12歳少年は、「自衛のため」2人組を銃撃したと警察はみている。2人は現場から逃走したが、警察は近くの交差点で、容疑者のうち1人を発見した。容疑者は19歳の男で、銃で撃たれたと思われる傷を負っていた。
警察は、この19歳の容疑者が侵入した2人組のうち1人で、押し入った際に撃たれたとみている。
祖母のエリスさんと容疑者は市内の病院に運ばれたが、容疑者は後に死亡が確認された。エリスさんはけがをしているものの命に別条はなく、現在の容体は安定しているという。
警察は、12歳少年の立件は予定していない。
もう1人の容疑者については、CNNの取材に対し警察の説明はなかった。
12歳少年の大おじにあたるランドルフ・バンさんはCNN提携局WTVDに、「(侵入者が)彼の祖母を撃った。彼も撃たれていたかもしれず、自分も撃たれていた可能性がある。私たち全員が殺されていた可能性があった」と話している。