雪かきめぐり夫婦を射殺、撃った男性も自殺 米ペンシルベニア州
(CNN) 米ペンシルベニア州プレーンズで、近所の住民同士の雪かきをめぐる口論がエスカレートして2人が射殺される事件があった。銃撃した男性は自殺した。プレーンズタウンシップ警察が2日、CNNに明らかにした。
同州ルザーン郡地区検察の発表によると、現地時間の1日午前9時ごろ、自宅の進入路の雪かきをしていた住民のジェフリー・スペイドさんが、道路をはさんだ向かい側に住むジェームズ・ゴイさん、リサさん夫妻と口論になった。
ゴイさん夫妻は、自分たちの駐車場に積もった雪を道路ごしにスペイドさんの敷地へ投げ入れていたとされる。これをスペイドさんが制止しようとして、たちまち激しい口論に発展した。
スペイドさんは自宅から拳銃を持ち出すと、至近距離からゴイさん夫妻に発砲した。続いてライフル銃を持ち出して、負傷したゴイさん夫妻を銃撃した。
スペイドさんとゴイさん夫妻の間では、2カ月前の大雪の際も、雪かきをめぐって口論が起きていたという。この時は警察に通報はなかった。
ゴイさん夫妻が銃撃された直後、警察が現場に到着すると、スペイドさんの家の中から1発の銃声が聞こえた。スペイドさんが自殺した銃声だったと思われる。ゴイさん夫妻は現場で死亡が確認された。
ゴイさん夫妻の15歳の息子は祖父母が引き取ることになった。