バイデン大統領の愛犬、かみついた相手は軽症 ホワイトハウスには近く復帰?
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は9日、バイデン大統領夫妻の愛犬「メイジャー」が人にかみついて軽傷を負わせたことを確認した。
サキ報道官はバイデン大統領夫妻の2頭の愛犬について、「まだ周囲の環境や新しい人達に慣れようとしている段階にある。若い方の犬のメイジャーが知らない人に驚いて反応し、結果としてその人物が軽傷を負った」と説明。ホワイトハウスの医療班が傷の手当てを行ったと言い添えた。
メイジャーは3歳のジャーマンシェパードで、関係者によれば、これまでにも飛びついたりほえたりスタッフや警備員に飛びかかったりする騒ぎを何度か起こしていたという。もう1頭の「チャンプ」は約13歳で、高齢のために動きが鈍くなっている。
2頭は仲が良く、バイデン夫妻がメイジャーを保護施設から引き取った背景には、チャンプを活発にさせてくれる仲間がほしいとの思いもあった。
バイデン大統領は昨年11月にも、メイジャーと遊んでいる最中に転んで足を骨折していた。
サキ報道官は2頭がデラウェア州にあるバイデン一家の自宅にいることについて、「以前から計画されていたこと」と述べ、現在は一家の友人が面倒を見ていると説明。ホワイトハウスに戻る時期については「近いうちに」と述べるにとどめた。