自宅のプールでサメを飼育してネット販売、男に罰金54万円 米

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米ニューヨーク州でメジロザメを違法に所有していた男に罰金が科された/New York State Department of Environmental Conservation/AP

米ニューヨーク州でメジロザメを違法に所有していた男に罰金が科された/New York State Department of Environmental Conservation/AP

(CNN) 米ニューヨーク州の司法長官は19日までに、販売目的でメジロザメ7匹を違法に所有したとして、同州在住のジョシュア・セグイン被告(40)に罰金5000ドル(約54万円)の支払いを命じた。被告は自宅のプールでメジロザメを飼育していた。

メジロザメはニューヨーク州法で保護種に指定されており、特別な許可なく州内で所有するのは違法となっている。

セグイン被告は今週、地元裁判所で条件付きの釈放を言い渡された。禁錮や保護観察は免れたが、裁判所の定める条件に服する必要がある。

州司法長官は「セグイン被告に対する潮目が変わった。被告は有罪判決を言い渡され、違法行為の責任を問われることになった」「自分の懐を潤すために保護種を食い物にする者は誰であれ許さない」と述べた。

セグイン被告は2017年にジョージア州で無免許運転で逮捕されて以来、自然保護当局の監視対象に入っていた。逮捕時、被告のトラックの後部には小型のサメ5匹が入っていた。

セグイン被告は調べに対し、販売目的のサメをニューヨーク州まで運んでいたと供述。同州の自宅で他にもサメを飼っていることを認めた。

捜査の結果、セグイン被告が有限責任会社の名義で事業を行い、ウェブサイトでサメを販売していたことが判明。自宅を捜索したところ、地上のプールに生きたメジロザメ7匹がいることも分かった。

セグイン被告が飼っていたサメは現在、ニューヨーク水族館で暮らす。同水族館では115種を超える海洋生物や、18種のサメおよびエイが飼育されている。

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