米ロサンゼルス、預かった動物を「殺さない都市」に 保護団体が認定

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ベストフレンズ・アニマル・ソサエティーの保護施設で遊ぶ犬=2017年4月、米カリフォルニア州/Patrick T. Fallon/The Washington Post/Getty Images

ベストフレンズ・アニマル・ソサエティーの保護施設で遊ぶ犬=2017年4月、米カリフォルニア州/Patrick T. Fallon/The Washington Post/Getty Images

(CNN) 米動物保護団体は、引き取った犬やネコなどの動物を殺処分しない都市としてロサンゼルス市をこのほど正式に認定した。同市は米国内でこの評価を付与された最大の大都市になったともした。

同団体「ベストフレンズ・アニマル・ソサエティー」によると、動物を存命させる比率はロサンゼルス市では最大で90.4%。今回の資格獲得に必要な比率は90%超となっている。

米国全体の比率は現在79%。州別ではデラウェア州が唯一、この認定を得ている。ユタ州が2番目になることを期待しているという。

同ソサエティーは、施設に収容されたペット類のうち、飼育の場所不足が原因での殺処分ではなく、健康や行動の面での問題を抱えているがために人道的な安楽死処分の対象となっているのは約10%相当とみている。

ソサエティーの声明によると、ロサンゼルス市で預かった動物の殺処分を阻止する活動は2012年から開始。動物の引き取り施設で新たな飼い主に譲渡されるなどした比率は当時、56%だったという。

今回の認定には、動物愛護団体の連合組織である「ロサンゼルス・アニマル・サービシズ」が大きく貢献したと評価した

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