米諮問委員会、J&J製ワクチンに関する判断先送り
ACIPはワクチン接種に不必要な遅れが出ることのないよう、できるだけ早期に次回会合を開く意向。
この日の会合ではJ&Jのワクチン部門ヤンセンの最高医療責任者アラン・マリー氏が症例に関する説明を行った。同氏によると、血栓が報告された6例のうち、45歳の女性が死亡し、38歳の女性と18歳の女性および48歳の女性はまだ回復していない。26歳の女性は回復し、28歳の女性の状態は分かっていない。
7例目の可能性があるのは59歳の女性で、まだ回復しておらず、血栓の特徴がほかの症例と異なる可能性もある。
ACIPの委員によれば、血栓の症例は50歳未満の女性が大半を占めることから、勧告の内容を変更して接種対象を男性のみ、あるいは50歳以上のみとするなどの勧告を検討する可能性もある。