米都市圏別のコロナ感染、最悪の上位はミシガン州ほぼ独占
(CNN) 米国の都市圏における新型コロナウイルスの感染状況について最悪の水準にあるとする上位10位内をミシガン州の9市が占める結果が公表された。
米厚生省と米ホワイトハウスの新型コロナ対策チームが14日に公表した最新の地域社会別の感染動向で判明した。
調査の対象期間は同日までの7日間で、デトロイト都市圏は住民10万人当たり581人の感染を記録。総数は2万5000人以上だった。米連邦政府の統計によると、全米規模の平均比率は142人で、4倍以上の水準となった。
上位10位の都市圏では、同州のジャクソン、ベイシティー、フリント、デトロイト、モンロー、ミドランド、イリノイ州のピオリア、ミシガン州のランシング、サギノーにグランドラピッズの順になっている。
ただ、住民総数が2万5000人以下のより小規模の都市圏では、テキサス州北西部に位置する一部都市がより高い新規感染の比率を占めていた。ボーガー、レベルランドやパンパ各市などが含まれる。
米厚生省などによる地域別の感染動向の報告書は毎日まとめられ、各州や郡、米国勢調査局が都市圏と都市圏の範囲内と位置付ける地域の主要なデータを盛り込んでいる。