米飲食店で深夜に銃乱射 3人死亡、3人けが 容疑者特定
(CNN) 米ウィスコンシン州ケノーシャの飲食店で18日未明に銃乱射事件があり、3人が死亡、3人が負傷した。ケノーシャ警察は容疑者を突き止めたとしており、殺人などの容疑で訴追する方針。
デービッド・ベス保安官によると、18日午前0時40分ごろ、飲食店「サマーズハウス」の店内と店の前で銃乱射事件が起きた。恐らくこの店から退去させられた人物が、しばらくして戻って来て銃撃したと思われる。「無差別の犯行ではなかったと思われる」と保安官は言い添えた。
この人物が退去させられた理由は不明。銃撃したのが1人だったのか複数だったのかも分かっていない。
事件はウィスコンシン州ケノーシャで発生/Google
18日早朝の時点で100人あまりの捜査員が出動し、防犯カメラの映像を確認するなどして手がかりを探している。
マスコミ報道や警察の情報などによると、米国ではアトランタのマッサージ施設で8人が殺害された3月16日以来、今回のケノーシャの事件を含めて少なくとも47回の銃乱射事件が相次いでいる。CNN提携局のWSYXによると、オハイオ州コロンバスでは17日に1人が死亡、5人が負傷する事件が起きた。
CNNは、銃撃で死傷した犠牲者が4人以上(銃撃犯は除く)に上る事件を銃乱射と定義している。