川で置き去りにされた移民の子ども2人、国境警備隊が救出 米テキサス州
国境警備隊デルリオ支部のオースティン・スケロ氏によると、こうした子どもたちは増える一方だという。「子どもたちは川で置き去りにされたり、自分たちで渡ったりしている。子どもたちだけで、電話番号と名前を書いたストラップを首から下げただけの姿で見つかっている」
デルリオ地区で拘束される付き添いのいない子どもは今年度に入って230%増え、国境で逮捕される犯罪者も増えているといい、「こんな事態は経験したことがない」とスケロ氏は話す。
救出された子どもたちは元気な様子で、同州イーグルパスの施設に一時的に収容され、保健福祉省の施設に移動する予定。
13歳の少年は、メキシコを走る列車の中で母親と離れ離れになり、7歳の少年は、川の近くで眠っていて目が覚めたら母親がいなくなっていたと話している。