けんかで発砲、4人死傷 若手記者は自宅を突き抜けた銃弾で死亡 カンザスシティーで相次ぐ銃の悲劇
(CNN) 米ミズーリ州カンザスシティーで銃弾による犠牲者が相次いでいる。繁華街で起きた銃撃事件では男性1人が死亡、3人が負傷。ラジオ局の若手女性記者は、自宅を突き抜けた銃弾を浴びて命を落とした。
警察によると、25日午後10時ごろ、歴史地区の繁華街で発砲の通報があり、駆け付けた警察が銃で撃たれた4人を発見。このうち男性1人は搬送先の病院で死亡が確認された。残る3人は近くの病院に運ばれたが、命に別条はないという。
警察は、「けんかか口論」が発端で銃撃事件に発展したとみている。容疑者は特定しておらず、2万5000ドル(約270万円)の賞金をかけて容疑者逮捕につながる情報の提供を呼びかけている。
市内で発生した別の銃暴力事件では、駆け出しの若手記者が命を落とし、住民が衝撃を受けている。
公共放送KCURラジオのインターン記者だったアビバ・オケソンハバーマンさん(24)は、市内の自宅で銃弾に当たり、搬送先の病院で死亡した。
Roads blocked around 18th & Vine District after a shooting on 19th St. @EmilyKMBC is standing by for more information from @kcpolice pic.twitter.com/jlCn4qNmVf
— Bianca Beltrán (@KMBCBianca) April 26, 2021