殺人容疑者が空港近くの森に逃走、別の州への引き渡し途中で 米
(CNN) 殺人の疑いで米ジョージア州からアリゾナ州へ引き渡される途中の容疑者が逃走した。当局が29日に明らかにした。手錠をつけられたままの状態でアトランタ空港近くの森の中へ逃げ込んだという。
アリゾナ州マリコパ郡の保安官事務所の発表によると、20歳のジサーン・カルロス・ストローバー容疑者はアトランタ国際空港と接続する路面電車へ向かって歩く途中、警官らの元から走り出し、近くの森に逃げ込んだまま行方をくらました。
同容疑者はアリゾナ州フェニックスでの殺人の罪で起訴されているという。
ジョージア州フルトン郡の保安官事務所と連邦保安局がアリゾナ州当局を支援し、ストローバー容疑者の捜索に乗り出している。
アトランタ警察によれば同容疑者は逃走時、手錠をつけられていた。最後に目撃された際の服装はともに青のジャケットとジーンズの上下で、靴は履いていなかったという。
ストローバー容疑者の身長は約190センチ、体重は約68キロ。警察は市民に情報提供を呼び掛けており、逮捕につながる情報提供に対しては最大2000ドル(約22万円)の報酬を出すとしている。