ジョージ・フロイドさん死亡から1年、遺族が大統領と面会 各地で追悼イベント
バイデン大統領は、警察改革法案について、事件から1年となる今月25日までの議会通過を目指していたが、依然として審議は難航している。
法案では、全国規模の警官による違法行為の登録制度の立ち上げや法執行機関による人種や宗教に基づいたプロファイリングの禁止、警察官の資格免責についての改革などが盛り込まれている。
全米有色人地位向上協会(NAACP)は25日、午前9時29分に黙とうをささげた。これは警官だったデレク・ショービン被告がフロイドさんの首を9分29秒にわたって押さえつけたことに由来する。
フロイドさんの遺族は25日、ミネアポリスで行われる追悼集会に参加する見通し。テキサス州ダラスでは団結を示す行進と集会が組織された。カリフォルニア州のパシフィック交響楽団は、フロイドさんにささげるコンサートを無料でストリーミング配信する。