ジョージ・フロイドさん死亡から1年、遺族が大統領と面会 各地で追悼イベント
(CNN) 米ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性のジョージ・フロイドさんが死亡した事件から1年を迎えた25日、遺族がホワイトハウスでバイデン大統領と面会した。米各地ではフロイドさんを追悼するイベントも開催された。
フロイドさんのおばのアンジェラ・ハレルソンさんはCNNの取材に対し、安堵(あんど)を感じていると語った。「わたしたちが受け取った支援、この日に向けた愛情。喜びと希望に圧倒されている。変化がここにあると感じる」と述べた。
フロイドさんの娘のジアナさんやジアナさんの母親のロキシー・ワシントンさん、兄弟のフィロニスさんら遺族はワシントンで、バイデン大統領やペロシ下院議長、複数の議員らと面会した。
フィロニスさんはバイデン大統領やハリス副大統領との面会について「素晴らしい」ものだったと振り返り、バイデン大統領は常に心から話す「誠実な人物」と述べた。
フィロニスさんは大統領執務室での会談後、記者団に対し、面会の機会が得られてうれしかったと述べた。警察改革法案については近い将来に成立することを望むと語った。