運転中に「セミが顔を直撃」して事故 米オハイオ州
(CNN) 米中西部オハイオ州シンシナティの道路上で乗用車が路肩のポールに衝突する事故があり、運転していた男性は警察に「セミが顔に当たった」と説明した。
シンシナティ警察のツイートによると、ドライバーにけがはなかった。本人は、開けてあった窓からセミが入ってきたと供述した。
警察が投稿した動画には、衝突後の現場で警官らがドライバーと話す場面が映っている。
動画では警官の1人が周囲の人々に、自分のパトカーでも車内にセミが引っ掛かっているとして、ドライバーの説明は信用できそうだと話している。
男性の400メートルほど後ろを走っていたドライバーの目撃談によると、無謀な運転ではなかったが急に路肩へそれたという。警察によれば、男性は終始潔い態度で調べに応じていた。
米中西部から東海岸にかけての地域ではこのところ、セミが17年ぶりに大量発生。生中継の準備中に1匹が記者の首元に止まったり、ホワイトハウス記者団のチャーター機が出発を遅らせたりする影響が起きているが、今月下旬から来月上旬までには収まる見通しだ。