「劣化が加速」、管理組合長が4月の書簡で警告 米フロリダ集合住宅崩壊
今回の集合住宅崩壊をめぐっては現在、複数の損害賠償訴訟が提起されている。28日には、崩落時に寝ていた9階の住民らが3件目の訴訟を提起した。この集団訴訟では、マンション管理組合の「無謀で過失ある行為」が惨事を引き起こしたと主張している。
弁護士の男性は、建物の問題を指摘した2018年の調査が「大きな危険信号だった」と指摘した。同氏の祖父母はこの建物の元住民で、約10年前に引っ越す前、駐車場での水漏れについて不満を漏らしていたという。
24日の崩落では建物の大きな部分が崩壊し、11人死亡したほか、依然として多数が安否不明となっている。