米国民98%超、感染の恐れ無視出来ない郡に居住 CDC
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は12日までに、米国民の98.2%、人数にして約3億2500万人が新型コロナウイルスの感染の危険性が高いあるいはかなりある郡内に居住しているとのデータを発表した。
CNNによる今月10日までを対象にするCDCのデータの分析で判明した。総人口の4分の3、約2億5000万人が感染率が高い地域に住んでいることもわかった。
今回の数値は、予定回数のワクチン接種を終え、感染率が高いなどの地域に居住する米国民に対し屋内施設でのマスク着用を推奨するCDCの最新の指針の対象となる米国民は600万人を除いた全員になることを意味する。
総人口の0.2%、60万人以下が感染の危険性が低い地域に住み、危険性が中程度の住民は1.6%程度ともなる。
感染の危険性が高い地域の指定についてCDCは10日までの1週間で住民10万人あたりの感染者数が100人以上となった場合を想定。同一期間で陽性率が10%以上との条件も適用した。
危険性が低い地域については新規感染者数が10人以下、あるいは陽性率が5%以下とした。