バイデン米大統領、アフガンへ新たに1000人派遣 計5000人態勢に
(CNN) バイデン米大統領は14日、反政府勢力「タリバーン」が攻勢を強めるアフガニスタンへ、米軍から新たに1000人の派遣を承認した。
国防総省はすでに、3000人の米軍部隊がアフガンへ向かっていると発表していた。
バイデン氏は14日の声明で、合計5000人規模の派遣を承認した。国防当局者によると、このうち1000人が直接の増派で、1000人はもともとクウェートで待機する予定だった4000人規模の駐留部隊に含まれていたが、タリバーンが迫るアフガンの首都カブールへ行き先を変更した。
バイデン氏は声明で、派遣を承認した理由について「米国と同盟国の人員の秩序ある安全な退避と、われわれの任務に協力し、タリバーン侵攻で特別な危険にさらされているアフガン国民の秩序ある安全な避難」のためと説明した。
派遣部隊の大部分は今週末中にカブールに到着する見通しだ。