全米ライフル協会、ヒューストンでの年次会合を中止 新型コロナ流行で

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2019年にインディアナポリスで開かれた全米ライフル協会の年次会合の様子/Daniel Acker/Bloomberg/Getty Images

2019年にインディアナポリスで開かれた全米ライフル協会の年次会合の様子/Daniel Acker/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 全米ライフル協会(NRA)は24日、米テキサス州ヒューストンで開催を予定していた年次会合について、新型コロナウイルスの状況が悪化したとして中止すると発表した。

NRAはテキサス州ハリス郡の新型コロナウイルスに関連のあるデータの分析を受けて、会合の中止という難しい決断に至ったと述べた。NRAは決断の前に、医療の専門家や地元当局者、多くの会員と協議を行ったと述べた。

テキサス州では新型コロナウイルスの感染が拡大し、集中治療室(ICU)の空きは減り続けている。

ハリス郡の保健当局とテキサス州の保健当局によれば、ハリス郡の現在の新型コロナウイルスの脅威は「レベル1」となっている。レベル1とは、深刻でコントロール不能な水準で新型コロナウイルスが流行している状況。アウトブレーク(感染爆発)が存在して、悪化しており、公衆衛生の対応能力がひっ迫しているかその能力を上回っていることを意味している。

保健福祉省(HHS)によれば、テキサス州のICUの使用率は約93%で、半数あまりが新型コロナウイルスの患者に使われている。

NRAの年次会合は9月3~5日にヒューストンのコンベンションセンターで行われる予定だった。NRAは声明で、来年5月にケンタッキー州ルイビルで開催される大会を楽しみにしていると述べた。

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