強姦での死刑から70年後、黒人男性7人に死後恩赦 米バージニア州

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1951年、7人の処刑の中止を求めてホワイトハウス前で行われたデモ行進の様子/Henry Burroughs/AP

1951年、7人の処刑の中止を求めてホワイトハウス前で行われたデモ行進の様子/Henry Burroughs/AP

CNN提携局のWWBTによると、昨年から遺族や地域の弁護士らからなる団体が死後恩赦の要求を続けていた。

ノーサム知事による恩赦の署名式には遺族らも出席。遺族の1人の男性は「彼らの死は不当だった。ノーサム知事は遺族に謝罪し、彼らを死刑にするべきではなかったと明言するべきだ」「誤りを正すのに遅すぎるということは決してない」と語った。

今年になって死刑が廃止されるまで、バージニア州は他のどの州よりも多くの死刑を執行してきた。また複数の研究によると、被害者が白人だった場合は黒人の場合よりも被告に死刑判決が下る公算が3倍大きくなるという。

ノーサム知事による恩赦は今回で就任以来604回目となる。

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