大ワニの体内から見つかった遺体、身元判明 洪水後不明になっていた男性 米

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男性がワニに襲われたとみられる現場/Google/CNN

男性がワニに襲われたとみられる現場/Google/CNN

(CNN) 米ルイジアナ州の検視官は24日、体重約230キロのワニの体内から見つかった遺体について、ティモシー・サターリー・シニアさん(71)のものと判明したと明らかにした。

サターリーさんは先月、ハリケーン「アイダ」に伴う洪水の中を歩いていた際に行方が分からなくなっていた。

妻が当局に以前証言したところによれば、サターリーさんは8月30日、同州スライデルの自宅前でワニに襲われた。傷の程度を見た妻は助けを呼びに行ったが、戻ってみると夫の姿はなくなっていたという。

地元の保安官事務所は先週、サターリーさんが行方不明になったのと同じ区域でワニが捕獲されたと発表した。

検視官によると、州の魚類野生生物局がワニを見つけ出して安楽死させたところ、体内から人間の遺体が見つかった。

遺体のDNAサンプルを調査した結果、サターリーさんの子どもたちと11ポイント一致。DNAの一致と「状況全体」を踏まえ、遺体の身元を特定できたと検視官は説明している。

検視官はまた、地元当局がワニの徹底追跡を続けたことに謝意を示した。

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