保守派の有力弁護士ら、トランプ氏から距離置く 行政特権の行使めぐる問題で
過去にトランプ氏やその顧問らの弁護で目立った働きを見せた有力弁護士の6人以上が、今回は支援に加わっていない。トランプ氏の訴訟に詳しい情報筋は、ジェイ・セクロフ氏やタイ・カッブ氏といった弁護士の不在に言及した。
また少なくとも4人の著名な弁護士が、この数週間でトランプ氏のチームから再三協力を求められたにもかかわらずこれを断ったという。当該の話し合いに詳しい情報筋がCNNに明らかにした。
トランプ氏は声明で、これらの4人の弁護士に協力を仰いだことは一度もないと主張。「彼らが何者かも知らない。注目を浴びたいだけの人々だ」「私が依頼するのは、ずっと我々の側にいる弁護士たちだ」と述べた。
そのうえで「良い仕事をしてくれれば、報酬は必ず支払う」と付け加えた。
大統領時代や昨年の大統領選の際に法律顧問としてトランプ氏を支えたパトリック・フィルビン、ジャスティン・クラーク両弁護士は、行政特権の行使をめぐる今回の問題にも関与している。