米シカゴ市警官の3分の1超、ワクチン接種状況を期限までに未報告

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シカゴ市警の警官の3分の1超がワクチン接種状況を報告しなかった/Jasper Colt/USA Today Network

シカゴ市警の警官の3分の1超がワクチン接種状況を報告しなかった/Jasper Colt/USA Today Network

(CNN) 米シカゴ市警の警察官約4500人が、市当局が定めた期限である10月15日までに、ワクチン接種状況を報告していないことが分かった。当局者が18日、明らかにした。

これは同市の警察官1万2770人の約35%が近い将来に給与が支給されない状態に置かれ得ることを意味する。

シカゴ市警の回答率は市当局の機関の中で最も低い数字にとどまっている。市当局が公表したデータによると、回答した約64%の警官のうち6849人がワクチン接種済み、1333人が未接種と報告している。

未接種と報告している警察官は、市の方針に従って年末まで週に2度、新型コロナ検査を受けることが求められる。

市当局は職員に対し、15日までにワクチンの接種、もしくは週に2度の検査を受けて、同日までに状況を報告するよう求めていた。報告しなかった者は無給の休暇となる可能性がある。

市当局者は、懲戒手続きが今後順次進められることになるとしている。一方で、順守した職員数の最終的な確定のプロセスも始まるという。

市当局者は、「直ちに『君を首にする』ということにはならない」と話している。

最初の段階では職員を無給の懲戒処分として自宅待機させる。市のワクチン方針の順守が雇用条件の一つになっているためだ。「これによって彼らの目がすぐに覚めれば」と同当局者は話している。

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