免疫不全者は4回目のワクチン接種が必要になる可能性 米CDC

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コロナワクチンの注射前に消毒する様子=9月29日、米ミシガン州/Emily Elconin/Reuters

コロナワクチンの注射前に消毒する様子=9月29日、米ミシガン州/Emily Elconin/Reuters

このため4回目の接種は3回目のmRNAワクチン接種から半年以上経過した後に受ける必要がある。現時点でCDCは、4回目の接種を勧告するには至っておらず、必要かどうかは主治医に相談する必要があるとしている。

中程度から重度の免疫不全者は、がん治療中の人や臓器移植を受けた人、HIV(エイズウイルス)が進行したり治療を受けていない人などが該当する。CDCの推計では、米国の人口の約2%に当たるおよそ900万人がこれに当てはまる。

CDCによると、1回の接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンを接種した免疫不全者は、最初の接種から2カ月以上経過した後にブースター接種を受ける必要がある。ブースター接種にモデルナのワクチンを選択した場合、2回目までに接種したのが違うワクチンだったとしても、モデルナ製ワクチンのブースター接種として承認された半量の接種を受けなければならない。

CDCは免疫不全者に対し、たとえワクチンを接種したとしても、人が集まる場所や換気の悪い場所を避け、屋内の公共の場ではマスクを着けるよう促している。

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