トレーラーに隠した1億円相当のコカインを押収 米テキサス州
(CNN) 米税関・国境警備局(CBP)は1日までに、米テキサス州ファーで、96万ドル(約1億1000万円)相当のコカインを押収したと明らかにした。
CBPによれば、コカインの重さは約56キロで、メキシコから来たトレーラーに隠されていたのを非侵入型の画像装置を使って発見した。薬物が押収されたのは10月21日だった。
当局者は、薬物を発見するために探知犬を使った審査や現物検査も実施した。
CBPの幹部は、商業環境は引き続き我々が薬物密輸の脅威を経験する分野だと指摘。前線の職員は警戒を怠らず、利用できる道具や人的・物的資源を最大限活用していると述べた。
今回の密輸については、CBPと国土安全保障省の移民税関捜査局(ICE)が捜査を行っている。
テキサス州ファーとメキシコのレイノサを結ぶ橋は米・メキシコ国境の主要な通関手続きの場所となっており、商用車と乗用車の両方を処理している。当局によれば、ひと月あたりの通過車両数は約17万5000台。