FBIの捜査官6人、外国での買春などで調査 司法省が報告
(CNN) 米司法省の監察総監室(OIG)は14日、連邦捜査局(FBI)の捜査官6人を外国での勤務中に買春をした疑いなどで調査した報告書を公表した。
報告書によると、捜査官4人は国外のある国で勤務中に買春を持ち掛け、あっせんし、実際に性行為に及んだほか、その事実についてうそをついた疑い。5人目も外国で買春を持ちかけたとされ、6人目は同僚の非行を知りながら報告しなかったとして調査対象になった。
6人の名前は公表されていない。OIGの調査中、非行に及んだ5人のうち2人は辞職、2人は引退し、1人は解雇された。
うそ発見器の使用を含むOIGの聴取に対して、4人は正直に答えず、1人はうその供述をして連邦法に違反した。
1人の捜査官がもう1人に、外国の捜査当局者にあてた「約100錠の白い薬」の小包を渡していたことも分かったという。
OIGの報道官は、調査について公表できる情報はほかにないと述べた。CNNは同報道官の勧めに従って、情報公開法の適用を申請した。