アップル、全米の店舗でマスク着用義務化 コロナ感染拡大で再導入
(CNN Business) 米アップルは14日、新型コロナウイルスの感染例増加や変異株「オミクロン株」の拡大を受け、全米の同社店舗でマスクの着用を再び義務化すると発表した。
アップルは一部の都市や地域では自治体の規制に基づきマスク着用の義務化を徐々に緩めていた。今週の方針変更の発表前に義務化していた店舗は約半数だった。
アップルは過去2年で新型コロナの状況に応じて店舗の閉鎖や再開、再閉鎖などの方針変更を行い、米国の小売業界の先導役のような役割を担ってきた。
既にウォルマートやスターバックス、マクドナルドなどの店舗ではデルタ株流行を受けてマスク着用義務化が再開している。
州レベルではカリフォルニア州やニューヨーク州が一時的に屋内でのマスク着用を再び義務化した。ニューヨークではワクチンの接種証明を要求する店舗は義務化の対象外となっている。