米、ロシア外交官ナンバー2を追放 米外交官追放に対抗

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米ワシントンDCのロシア大使館。米国がロシアに公使参事官の追放を通知した/MANDEL NGAN/AFP/Getty Images

米ワシントンDCのロシア大使館。米国がロシアに公使参事官の追放を通知した/MANDEL NGAN/AFP/Getty Images

(CNN) 米国務省は、在米ロシア大使館のナンバー2に当たる外交官を追放すると発表した。今年初めにロシアがモスクワの米大使館ナンバー2を追放したことへの対抗措置としている。

国務省報道官は「米国がロシアに公使参事官の追放を通知したことを確認する」と述べた。大使館の次席は通常の異動で不在のため、公使参事官がナンバー2に当たるという。

報道官は、米大使館の次席が3年間の任期途中、2週間の猶予で退去を迫られたことへの対抗措置だと説明。ロシアには23日に伝え、出国まで数週間の猶予を与えたという。

報道官は、この件とロシアによるウクライナ侵攻は関係がないとも言及し、通知後に侵攻が起きたと述べた。

モスクワの米大使館で次席外交官だったバート・ゴーマン氏は今月ロシアを離れ、米国に帰国している。

報道官は「ロシアに対する我々のスタンスは明確だ。同等性と公正さだ」と述べた。

ロシアは近年、米国に外交団のサイズ縮小を迫っている。

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