黒人男性フロイドさん死亡事件、公民権侵害で元警官3人に有罪評決 米ミネソタ州
司法省によると、公民権侵害で有罪になった場合、犯行の状況や傷害の程度などによって禁錮刑や終身刑、死刑を言い渡されることもある。ただ、連邦政府の量刑言い渡しに関するガイドラインに沿って、警官の刑は軽くなる可能性がある。
死亡したフロイドさんは手錠をかけられ道路にうつ伏せにされた状態で、首をショービン被告のひざで押さえつけられていた。キーン、レーンの両被告は新人警官で、キーン被告がフロイドさんの胴体を、レーン被告が両脚を押さえつけていた。タオ被告は近くに立って、興奮したやじ馬を押しとどめていた。
「息ができない」と訴えるフロイドさんの映像は全米に衝撃を与え、警官の暴行と人種差別に対する抗議運動が世界中に広がった。