米国務長官、ロシアがウクライナ政府の転覆企てと「確信」
(CNN) ブリンケン米国務長官は24日、ロシア政府がウクライナ政府の転覆を企てていると「確信している」と述べた。
全国放送された録画インタビューで、ロシアのプーチン大統領のもくろみについて問われた際に先のコメントを発した同長官は、「それが確実にプーチン大統領が望むものであると話すに当たって、諜報(ちょうほう)活動は必要ない」と発言。「彼はソビエト帝国を再構築したいという意向を明確にした。かつてソビエト連邦の一部だった近隣の国々における勢力範囲を再び主張し出す手前だ」と述べた。
同長官はさらに北大西洋条約機構(NATO)はプーチン氏の最終目標を阻むと公言し、「ウクライナの国境を越えた脅しに関して言えば、彼の道を強力に阻むものがある。1国への攻撃は全体への攻撃とみなす、NATOの第5条だ」と話した。