カリフォルニアなど7州で予備選、SFでは地方検事のリコール成立

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サンフランシスコ市庁舎の投票所で投票用紙に記入する有権者/Justin Sullivan/Getty Images

サンフランシスコ市庁舎の投票所で投票用紙に記入する有権者/Justin Sullivan/Getty Images

(CNN) 11月の米中間選挙に向け、カリフォルニアなど7州で7日、民主、共和両党の候補者を決める予備選が行われた。米各地で犯罪が続発するなか、有権者の治安に対する懸念を反映した結果が出ている。

カリフォルニア州サンフランシスコでは同日、3年前に司法制度改革を掲げて選出された進歩派のチェサ・ブーダン地方検事のリコールが成立した。

同州ロサンゼルスの市長選に向けた予備選でも、治安問題が焦点となった。実業家リック・カルーソ氏とカレン・バス下院議員はともにホームレス問題と犯罪への取り組みを掲げて支持を集め、11月の本選で対決する見通しとなった。特に、カルーソ氏は同市が「非常事態」にあると訴え、ロサンゼルス市警(LAPD)の増強を主張して票を伸ばした。

カリフォルニア州では大半の有権者が郵送で投票した。当日までの消印付きで週末までに届いた票が集計されるため、接戦となったレースの多くは結果判明が数日から数週間後に持ち越される。

7日に予備選が実施されたのはこのほかにアイオワ、ミシシッピ、モンタナ、ニューメキシコ、ニュージャージー、サウスダコタの各州。

サウスダコタ州やニュージャージー州などの共和党下院予備選では、穏健派の現職がトランプ前大統領寄りの候補を退けて選ばれたり、勝利を確実にしたりするケースが目立った。

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