山火事に出動のヘリコプター墜落、消防士など4人死亡 米ニューメキシコ州
(CNN) 米ニューメキシコ州で山火事の現場に出動した保安官事務所のヘリコプターが墜落し、当局によると消防士など4人が死亡した。
ヘリコプターはニューメキシコ州ラスベガス近郊で16日に墜落した。
ベルナリオ郡保安官事務所がSNSに掲載した情報によると、死亡したのは同事務所の30歳~55歳の職員3人と、消防救助隊の44歳の隊員1人。
ベルナリオ郡保安官事務所の18日の記者会見によれば、ヘリコプターは山火事対応を支援するためニューメキシコ州アルバカーキを出発し、上空から地上の消火活動を応援していた。
ヘリコプターが燃料を補給してアルバカーキに戻る途中、ラスベガス近郊で乗員との通信が全て途絶えたという。
墜落現場は間もなく見つかった。墜落原因は分かっておらず、米連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)、ニューメキシコ州警察が調査に当たっている。
ニューメキシコ州のミシェル・グリシャム知事はツイッターへの投稿で、亡くなった4人について「ニューメキシコ州の住民のために休むことなく働いてくれた」と追悼。初動対応に尽力した4人の死をいたみ、18日から22日まで半旗を掲げるよう指示した。