殺人罪に問われた米歯科医師に有罪評決、アフリカのサファリ旅行で妻死亡
2週間後、狩猟小屋で帰り支度をしていたビアンカさんは、散弾銃の銃弾を浴びて死亡した。調べに対してルドルフ被告は、自分が浴室にいた時に銃声が聞こえたと供述、妻がケースに入れようとしていた散弾銃が暴発したようだと主張していた。
検察側は公判で、計画的な犯行だったとの見方を示し、ルドルフ被告が保険金目的および交際相手のロリ・ミリロン被告と連れ添う目的で妻を殺害したと断定した。
ローレンス・ルドルフ被告の弁護側と子どもら/David Zalubowski/AP
これに対して弁護側は、ルドルフ被告が保険金目当てで妻を殺害する動機はなかったと訴え、被告がピッツバーグ近郊で営む歯科医院には1000万ドル相当の価値があるとしていた。
司法省によると、ルドルフ被告の交際相手のミリロン被告も、殺人事件後に犯行に加担した罪や司法妨害、偽証の罪に問われて有罪評決を言い渡された。