落雷が4人直撃、奇跡的に生き残った女性「罪悪感を感じる」
雷に打たれた日は、公園内で非営利団体のための募金を募る活動をしていた。厚いゴム底のドクターマーチンのシューズを履いていたおかげで自分の吸収した衝撃が和らいだのかもしれないとエスカデロコントスタシスさんは推測する。しかし自分の命を救ってくれたのは救急隊や病院のスタッフ、シークレットサービスだったと強調した。
「ドクターマーチンを履いていても雷雨の中で出かけてはいけない。それが命を救ってくれるわけではない」「奇跡が起きたのは、奇跡を起こす人たちがいてくれたから」
記憶の一部はまだ欠落しているが、雷に打たれる直前、ウィスコンシン州から訪れていたミューラーさん夫妻と会って話したことは覚えているという。
ロサンゼルスからワシントンを訪れていたブルックス・ランバートソンさん(29)も亡くなった/City National Bank
落雷被害に詳しい専門家によると、米国で今年に入って雷に打たれて死亡したのはミューラーさん夫妻が10人目と11人目、ランバートソンさんが12人目だった。
ランバートソンさんはカリフォルニア州ロサンゼルスから出張でワシントンを訪れていた。