相次ぐ銃撃で2人死亡、容疑者の女を空港で拘束 米アトランタ
(CNN) 米ジョージア州アトランタのミッドタウン・アトランタ地区で22日、銃撃事件が相次いで2人が死亡、1人が負傷した。警察は同日、容疑者の女をハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港で拘束したと発表した。
警察は記者団に対し、無差別の銃撃ではなく、特定の相手が狙われたようだと説明した。
警察は、容疑者が空港へ向かったとの情報を入手して空港を捜索し、現地時間の午後4時ごろ、女を拘束。空港で拳銃1丁を回収した。
アンドレ・ディケンズ市長によると、容疑者は空港の警備を突破する前に拘束された。空港の安全が脅かされることはなかったと強調している。
最初の事件は同日午後1時45分ごろに発生。高層マンションで銃撃された人がいるとの通報があり、現場に駆け付けた警官が、銃で撃たれたと思われる2人を発見した。うち1人は死亡し、もう1人は病院に運ばれた。
およそ15分後、同じ地区で人が銃撃されたとの通報が入った。
負傷者の容体は分かっていない。
警察も市長も同地区は安全な場所だと強調している。ディケンズ市長は、市内に張り巡らした膨大な防犯カメラのネットワークが容疑者の居場所を迅速に突き止める役に立ったと説明した。